大星団ゴズマ司令官
<<アハメス>>
登場作品:「電撃戦隊チェンジマン」#17~#53
かつては母星アマゾ星の女王としてギルークと協力して星王バズー率いる大星団ゴズマと戦った事があるが
敗北後アマゾ星再興のためゴズマ団に荷担する。
容赦無く攻めたてる作戦が得意で、ステッキや指先からビームを放って攻撃する。
#33でリゲル星人ナナが成長期に発するリゲルオーラを浴びてパワーアップ!
双頭怪鳥ジャンゲランに乗りダブン、ジェラー、ギザンの三獣士を従え
チェンジマンを完膚なきまで叩き潰し、ギルークを異次元に追放して
遠征軍司令官の地位を手に入れる。
しかしアースフォースの力を得て再び立ち上がったチェンジマンの反撃、
シーマ、ゲーター、ブーバと次々とゴズマを脱退していき大星団が内部から崩壊していく中、
アハメスもまた異次元から蘇ったスーパーギルークに「宇宙獣士メーズ」にされ、
命令されるがままに電撃戦隊基地を強襲する。
必死の思いでメーズから分離するが、バズーに見限られた事を知ったアハメスは
単身基地内に進入する。手当たり次第に基地内を破壊するアハメス。
常に綿密な計画の基、作戦を遂行してきた彼女ではあったがこの時の彼女には
自分の退路のことすら考える事も既に出来なくなっていた・・・
「アハハハハ・・・バズー様!私はこんなにあなたのために尽くしているというのに・・・
お願いです!私にアマゾ星を返して下さい!!」
狂乱の中で見せた母星を思う彼女の本音とも言える悲痛な叫びは
電撃戦隊基地の大爆発の炎の中にかき消されていった・・・。
「アポロガイスト」が私の中の「No.1ダークヒーロー」とすればこのアハメスは「No.1ダークヒロイン」です。
しかし#33のパワーアップとともにコスチュームがメタリックなものになってしまったのは私的には残念でなりません
演じた黒田福美さんはダークヒロインとしてはちょいと年長組ですが、
SFの中にどこか「和風」を感じさせるコスチュームになぜか魅かれて好きになったんですね。
和風テイストな点ははデザインした出渕裕氏も「辻村ジュサブローを意識した」と言っておられました、
ホントは髪の毛ももっとボリュームのある材質にしたかったのだそうですので上画はその点を強調してみました。
この後故伊丹十三監督の「たんぽぽ」に出演し、世間的にもスポットが当るわけですが
私にとっては永遠に「アハメス様」ですね。