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(c)石森プロ・東映

GOD秘密警察第一室長
<<アポロガイスト>>

登場作品:「仮面ライダーX」#9~#21

その存在は下級怪人には知らされず、GOD内部を調査し能力の無い者はアポロショットで冷酷に射殺する。
普段は白いスーツに身をかためた人間体で行動していて「アポロチェ~ンジ!」の声とともに変身する。

#14で一度Xライダーに敗れるが後に「再生アポロガイスト」(上画)として復活、アーム爆弾として失った右腕にアポロマグナムを取りつけXライダーへの復讐に燃える。
しかし、再生した命も1ヶ月しか持たず、生き続ける為にライダーのパーフェクター(変身の時に口にはめるヤツね)が必要な事を知り最後の戦いに挑む。
死の兆候として右手の自由がきかなくなり「三百発三百中」のアポロマグナムが当らなくなり、最期は全身を炎の塊としてライダーに特攻をかけるがXキックの前に敗れ去った。

秘密警察として冷静に暗躍する割に意外と気が短く、怪人達に何度も「バカァーッ!!」と子供みたいな怒鳴り方をしていた。
再生した命が長持ちしなかったのも、せっかく再生してくれた博士を神敬介を逃がしたことにカッとなって殺してしまいメンテナンスが出来なくなったためである。

「ダークヒーロー」と言えば「ハカイダー」を挙げる人が多いが、私はこの「アポロガイスト」が一番好きなのでありまする。
子供の頃からギリシャ神話が好きだった私には「太陽神アポロン」をモチーフとした彼のその姿、「アポロガイスト」というネーミング、 またXライダー、というか神敬介をあまりカッコイイと思わなかったので彼の方のトリコになってしまったのである。
ただ彼がどんな行動をとっていたのかは子供の時にリアルタイムで見ただけだったのでほとんど覚えていない。
(Xが1号やV3と比べてあまり再放送されないので記憶の補修も本から得るだけだった。)

今回このコーナーを書くにあたりビデオを借りてみたが沈着冷静なイメージの彼が意外と気が短いのを知ったのはチョットした発見だった(ガッカリしないとこがミソ)

彼の立てた作戦の中でも特筆すべきものとして#14「アポロガイスト、くるい虫地獄」があり、古代エジプトに伝わる「くるい虫」を復活、繁殖させ日本中の人間を狂気させるのが目的。
「よし!この計画を『日本キ○ガ○作戦』と名付けよう!」は再放送で音声が途切れるのは間違い無いだろう・・・。

数あるライダーシリーズの中で「ライバル」と称されるのは運命的なつながりのある「シャドームーン」を除けば「アポロガイスト」だけであるのもまた彼の魅力の一つなのかもしれない。


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