ン・ダグバ・ゼバ
究極の闇をもたらす未確認生命体0号。わざわざグロンギ戦士を大量に呼び覚まし、ゲームを影で楽しむ謎のオッサン。その目的も正体も今だ全くの謎である・・・
その力はすさまじく、復活させたものの使えないと判断したべ組を「整理」し、究極体となりクウガをも圧倒したゴオマを瞬殺した。
その人間体は#5で登場した「ライターの男」と思われていたが、力を蓄え若返ったのか#40で白服の少年ともいえる若者の姿で登場。
#37で「ダグバ」というのが名前らしいことがわかるが「クワガタ」を思わせるこの名前の真相はいかに!?とりあえず「たくましい男になれ」と願いを込めて父に付けられた名前ではないことは確か。
「ン」とは五十音の最後、もう後に出てくるものが無い究極の意味か。
バラのタトゥーの女
未確認生命体B1号。ズ、メ、ゴ組よりワンランク上の立場からゲームを仕切る元ミニスカポリス。産まれ持ってのグロンギの言葉よりもリントの言葉の方が流暢に話す事が出来る。本名が「ラ・バルバ・デ」である事が最終回テロップにてやっと判明。通称「バラねーさん」
#21より新コスチュームになったが、個人的にはドレスの方よりアップにした髪型がかなりツボ!
怪人体になることなく海の中に消え、その生死も不明・・・
#39で赤いドレスに衣替え、ついに提供ナレーションの座を射止めた。でもあのトーンで「楽しい時を創る企業バンダイと・・・」って言われても全然楽しくなかったりする
ヌ・ザジオ・レ
自らは戦うこと無く、ゲームの道具作りに専念するオヤジ怪人。
不思議な破片を集めてベルトを作り、それをダグバに渡す事で彼の役割は終わったのか、怪人体になることも無く無残にもダグバにバラバラにされてしまった・・・
名前の頭の「ヌ」は「manufacture(製造)」が由来だろうか?
ラ・ドルド・グ
未確認生命体B9号。ソロバンを大事に抱え、ゲームを見守るマフラーな方。このマフラーのおかげで只でさえわかりにくいグロンギ語がますます聞き取りづらくなる管理者泣かせの人。
ゴ組のゲゲルのカウント係を担っているがあのカッコで市民プールに出没したり次々に倒れる人の中を介抱もせずに歩いていたり、運転手の殺されたタクシーのそばに立ってたり・・・ゲゲルのプレイヤーよりも要注意人物として目立つ事この上ないが、陰では締め出されないようにちゃんとプールで入場料を払っていたり、移動を続けるブウロやザザルのあとを文句も言わず息も切らさず追いかける涙ぐましい努力もしている努力家でもある。
カウンターボードを一条に破壊され、ガドルのゲゲルを台無しにした責任からガドルと死闘を演じた彼にトドメを刺したのは杉田&桜井コンビの「神経断裂弾」であった。
役割が審判のようなものであるから「ranking」の「ラ」だろうか?
ベ組の皆様
ゲゲルの権利すら与えられずダグバに「整理」されてしまった100人以上いると思われるおそらく最下級のグロンギ。その力は「ダンゴムシ」とか「ハムスター」とか「タンポポ」とかおよそ戦闘に向かない力を持っていたのだろう。語源が「ベベタ」の「べ」だとするとグロンギ族は近畿地方出身なのかも。
ズ組の皆様
現代において最初にゲゲルを始めたグループ。
ゲゲルのルールは「バラねーさんから示された数だけリントを殺し結果は自己申告」するものであった。が、実際にゲゲルを行ったのはクリア者のガルメを入れて10人でしかも放送されたのはファーストプレイヤーの「バヅー」のみ。
あまりの不甲斐なさに途中で見切りをつけられてリーダーのザインはゲゲルを行えず、残る多数はダグバに「整理」された。
バックルの色は「銅」なので語源は「ブロンズ」の「ズ」か。
メ組の皆様
ガリマをリーダーに格上げされたガルメを入れて22人からなるズ組の上位集団。知能も残虐性もズ組を上回る。
ゲゲルのルールは「目標も結果も自己申告」。ゲゲルのクリア者は無し。
バックルの色は「銀」で語源は「メタル」の「メ」か。
ゴ組の皆様
ガドルを筆頭にゲリザギバスゲゲルに参加する10人の集団。知能は他集団より飛躍的に高くなり人間体はリントの社会に同化することが出来るほどである。
それぞれ専用の武器を自らの装飾品から創り出す能力を持ち、ゲゲルのルールも「一定の法則に従った対象のみをターゲットとし、結果はドルドがカウントする」と更に難度も上がっている。
殺戮を楽しんでいたズやメと異なり、彼等はザギバスゲゲルを目前にしているためリント殺戮は楽しむどころか「何とも思っていない」様子である。
バダーとジャラジがリーチをかけたがクリアには至らなかった。
バックルの色は「金」なのでやはり語源は「ゴールド」の「ゴ」であろう。
<グロンギ族の名前について>
グロンギ族の名前は「組・種・属」の3つのパートに分かれている。
例:「ズ・グムン・バ」→「ズ組・クモ種・節足動物属」
ややこしいのは最後の部分で、
現代の生物学的なものよりもっと大雑把なものである
「バ」:節足動物(bug)
「グ」:飛行系(glide)
「ダ」:哺乳類(dug)
「レ」:爬虫類、両生類(reptiles)
「デ」:植物系(dendoro)
「ギ」:水生生物 (魚介類の「ギ」?)
「ゼ」:アルファベットの最後のZ(ゼット)、「ン」同様究極の称号