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(c)東映

少女仮面
<<ヘルバイラ>>

登場作品:「時空戦士スピルバン」#4~#21

ダイアナと共にワーラー帝国と戦い、父ベン博士と姉ヘレンを探すスピルバンの前に突如として現れた謎の赤い女性戦士
「覚悟!」と短剣を手に身体を分子に変えて瞬間移動しながらスピルバンに襲いかかる。そのすばやい動きに翻弄されピンチに陥るスピルバン、
トドメとばかりに襲いかかろうとしたその時、赤い戦士は突然苦しみ出して謎の発光をした後姿を消してしまう。
正体のわからぬまま戦いを続けるある日スピルバンはついに姉ヘレンと再会する。再会を喜ぶスピルバンに対しヘレンの顔は暗く沈んだままであった。
近寄るスピルバンの前で突然苦しみ出し赤い光に包まれるヘレン! その光の中から現れたのはあの赤い女性戦士であった!?

ヘルバイラの正体こそワーラー帝国によってドクターバイオに改造されたベン博士がスピルバンへの刺客として放った姉ヘレンの変わり果てた姿だったのだ。
ヘルバイラとなったヘレンにはスピルバンを倒す命令しか聞く事が出来なかったがその心の奥底で必死に自らの運命に抵抗するヘレン・・・

混乱する弟の前に追い討ちをかけるように父までもがサイボーグ生物ドクターとなって襲いかかる。さらに女王パンドラはこの戦いを機に全員を抹殺しようとしていた。

二重三重の罠の中で彼等を救ったのはやはり子供達を想う父であった。父の命と引き換えに運命の少女仮面の呪縛から解き放たれたヘレンは スピルバン、ダイアナと共にワーラー帝国と戦う事を決意するのであった。


3回目で初の女性キャラの登場です。 「宇宙刑事ギャバン」から始まるメタルヒーロー5作目にして初のメタルヒロインはこの作品に出てくる「ダイアナレディ」で、対抗するように出てきた敵方のメタルヒロインがこの「ヘルバイラ」です。

赤を基調としたフォルム に加え、ヘレンがバイオパルスによって強制変身させられた後、ガックリと膝をついて肩で息をする様子はダイアナレディよりもよっぽど女性らしさを感じたものでした。
セリフは「覚悟!」のみで瞬間移動をして襲いかかる戦い方は印象的でしたがいつもいいところになると苦しみ出して戦線離脱してしまうのは、 なんとなく脳汁交換に苦しむハカイダーを彷彿とさせるものでした。

父であるベンが死に、ヘレンがスピルバンに救出されたことで必然と登場しなくなってしまうわけですが、なんとももったいないキャラでありました。 そしてヘルバイラが登場しなくなるのも残念でしたがそれ以上に残念だったのは せっかく「結晶」出来るようになった「ヘレンレディ」の姿が ダイアナレディと武器以外全く同じであったことでしょう・・・


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